全身麻酔による親知らず抜歯入院とその後の経過の記録

当ページのリンクには広告が含まれています。

ある日、かかりつけの歯科の先生から、横向きに陥没しているなど、抜いたほうが良い親知らずが左下、右下、左上に合計3本あると言われた。

親知らずを1本ずつ抜くか、まとめて抜くかを選ぶように提案されたが、1本ずつ抜くとなると3本抜くまでに日にちを要することになり、筆者の性格上一気に済ませたかったので、親知らず3本をまとめて抜いた。その際の抜歯前後の入院や手術の記録をまとめてみた。

結論から言うと、入院生活や術後の経過は少し大変だったものの、親知らずをまとめて抜歯して良かったと心から思っている。

目次

入院1日目(手術当日)

入院~手術前まで

7:00〜 手術当日の絶飲食開始。これ以降は水も飲めない。

9:30〜 病棟で入院受付。多床室に入院開始。

9:50〜 主治医の先生による手術内容の説明。親知らず3本抜歯、1〜2週間後に抜糸。

10:00〜 看護助手による入院病棟の説明、デイルームやゴミ捨て場、ナースステーションなどの説明。シャワールームは自立の人用と介助用のシャワーとがあり、自分で入れる人はジムにあるようなシャワーを利用する。看護師を通じて利用時間の予約を行う。テレビカードは冷蔵庫の使用も兼ねている。

10:15〜 病棟でしばらく待機。この時間はやる事がない。本を読んだりスマホを弄ったり。

10:35〜 薬剤師から、入院中の点滴や痛み止めの頓服薬などの説明。

11:00〜 看護師から手術に関する注意点の説明。血圧と体温、酸素測定などのバイタルチェックを行う。若い看護師が担当で、御局的な人が付き添っていた。

12:00〜 同じ病室の患者の食事スタート。ベッド上に配膳。

13:00〜  手術前準備。術衣に着替えて、トイレとうがいを済ませる。

13:20〜 10分前アナウンス。

13:30〜   手術。全身麻酔を受ける。

全身麻酔の感想

全身麻酔は不思議な感じだ。意識はあり、脳だけはフル稼働で、後は感覚がない。

手術の時は今何かを覆ってるなー、今親知らず抜いてるな、ガチャガチャ何かをしてる(施術してる)かはわかる。

ただ麻酔をしてても痛いと感じる時はあり、痛くても声を出せないのと意識はあるのに唾を飲み込めないことのしんどさがあった。

手術直後

14:30〜   手術終了。痛みはそこまでないが、全身麻酔で倦怠感が強く、全身を動かす気力がない。

無理矢理動かそうとするほどだるくなるので寝たままだ。

リラックス状態ならそこまで違和感はない。

点滴を施して、ベッドで仰向けの状態のまま病棟に戻る。

15:00〜   看護師から痛み止めの点滴を施してもらう。少しずつ患部にビキビキと痛みが出てくる。

15:30〜   麻酔が切れてきて倦怠感は無くなってくる代わりに、幹部の痛みが強くなってくる。

17:00〜   点滴の交換を行う。

17:20〜   主治医の先生の1回目の術後の経過観察。飲食物の摂取がOKになった。

18:10〜   今日最初の食事。軟食。

痛みと腫れで普段の3分の1ぐらいしか口が開けれず、軟菜でも噛むのが大変だ。

当然食べるのにも時間がかかる。

おかゆは味がなく、ふりかけが欲しい。

鶏肉は普段と同じように一切れまとめて食べようとすると噛み切れずに詰む。

普段なら10分もかからず食べ終えそうな食事だが、食べ終わるのに1時間ぐらいかかった。

19:30〜 今日最後の点滴。

20:00〜 点滴が終わり、寝巻きに着替える。病院内でのコンビニ利用のOKが出て、病院内のコンビニを利用する。

21:00〜 病院の消灯時間。

23:00〜 痛くて寝れないので痛み止め服用、最初の1時間はあまり効いて無かったが、2時間ぐらい経ってからは口を動かしてなければ痛みは無くなっていた。

入院2日目

6:30〜 起床時間。看護師による状態の聞き取り。薬が効いていて痛みはないが、抜歯した箇所が腫れ上がっている。

8:00〜 朝食。お粥と味噌汁、豆腐と質素なメニュー。

まだまだ口は3分の1しか開けられない。総じて食事の味は薄い。

10:20〜 お掃除スタッフによる部屋の掃除。

10:30〜 点滴(30分間)。今日の点滴はこの1回のみで、翌日の午前中が最後だという話だ。

10:50〜 先生による定期検診。舌や唇に痺れが出ていなければ神経は問題ないが、明日が1番腫れて、それから1週間ぐらいかけて腫れが治まっていく見込との話だ。

12:30〜 昼食。

痛み止めを服用しなくても痛みはなくなりつつある。ただ腫れが膨らみ、まだまだ咀嚼は難しい。

13:00〜18:00 自由時間。病室のベッドにいても暇なので、Wi-Fi完備の多目的室で主に過ごす。

17:30〜 入院後初めてのシャワー許可が出てシャワーを浴びる。ただし腕までがOKで、腕より上はNGだ。

18:30〜 最後の夕食。

相変わらず食事が噛みきれない。

21:10〜 また患部の痛みが出てきたので痛み止めを服用し、就寝。

入院3日目・退院

5:30〜 起床、痛み止めが効いてぐっすり眠れる。

6:30〜 入院中最後の点滴。

8:00〜 入院中最後の朝食。前日より更に患部が腫れている感じで咀嚼はしんどい。

神経に触りそうだった箇所の抜歯の部分に強い痛みが走る。

9:30〜 退院前のシャワー。この日から洗髪もOKで、入院前日以来の洗髪。

髪を洗えるありがたみを感じる。

9:45〜 先生による最後の経過観察。患部に腫れはあるものの、出血などは見られず退院OKの診断。

普段の生活に元に戻っていって良いが、手術後なので無理せず徐々に戻していくようにとの話。

今日がピークで、手術1週間後にはほとんど腫れは引くのではないかという話だ。

筆者が普段から通っているジム通いはできないが、激しい運動は避けながら1週間後ぐらいからOKとのこと。

痛み止めの頓服薬はごく稀にめまいや眠気を及ぼすことがあるので、滅多にないが、服用時は無理はしないようにという話だった。

10:00〜 退院準備が整い次第、ナースコールで看護師を呼んで、荷物の最終チェック後に退院となった。

退院後

退院1日目

患部の腫れは引かず、変わらず固形物は食べるのが困難。豆腐やお粥など、噛まなくても食べれるもの中心。お茶漬けは粒感がしっかりしていると噛み切れない。

右と左の顎に重りをぶら下げてるような感覚だ。

夜に痛みがピークとなり、痛み止めを服用して寝た。

退院2日目

就寝前の痛み止めが効いているが、口は満足に開けられない状況。引き続きお粥などの噛まずに食べれるものが主体。

午後から少し腫れのピークは過ぎて、夕食から少しだけ噛む力が戻ってきた感じ。固形食も小口サイズにすれば噛めるようになってきた。

退院3日目

日中の痛みは何もしてなければほぼ収まってきた。しかし夕方から頭痛を伴い、腫れた患部の痛みが増す。たまらず痛み止めを服用して寝る。

痛み止めは効いて、夜はぐっすり眠れていた。

退院4日目

起きると前日より明らかに腫れが少し引いているのが顎を触ってわかる。

ただ納豆などの固いものを噛み切れるような状態ではない。

ランチパックや菓子パンなどの薄くて柔らかいものなら問題なく食べれるぐらいの状態だ。

退院5日目

前日より更に患部の腫れは引いてきている。たんこぶのようだった腫れが小さくなった。

夜になると頭痛と歯痛が出たので、寝る前に痛み止めを一回服用した。

退院6日目

腫れは8割がた無くなってきた。全開ではないが、普通食も徐々に食べれるようになってきた。

ただ、夕食以降に前歯や腫れた箇所、こめかみなどに痛みが出てくる。寝る前に痛み止めを服用した。

退院7日目

起床後はまだ痛みが残っていて、痛み止めを服用。抜歯後1週間後の経過観察で手術を行った病院を受診した。

主治医の先生から、1箇所抜歯した箇所が細菌が繁殖して膿が出ている状態という事で、抗生物質を処方される。

1週間薬を飲んで様子見て、翌週に再度受診を行うことに。

食事は痛み止め服用後は違和感はあるものの、痛みの軽減に伴って奥歯も使って食べれるようになり、固形物も歯応えのかるもの、固いもので無ければ、違和感なく食べれるようになってきている。

退院8日目

腫れはまだ若干残るも、普通にしていれば痛みはない。夜にラーメンを食べたが、奥歯も使って食べれるように。

ただ、ラーメンを食べた後に腫れている箇所が少し痛み出す。帰ってから痛み止めのロキソニンを服用して様子を見て寝る。

退院9日目

腫れ、痛みは前日より少し引くが、変わらず夜は痛みが出ており、ロキソニンを服用して寝る。

退院10日目

右下の箇所以外は左下も含めてほぼ痛み、腫れどちらも無くなる。食事もナッツなどの固いものでも食べられるようになった。

まだ右下の患部にだけ痛みが強めに出て、またロキソニンを飲んで寝る。

退院11日目

前日と同じように、右下だけ痛みが出るが、以前程ではなく、初めて痛み止めを飲まずに寝ることができた。

退院12、13日目

若干の腫れや違和感は残っているものの、痛みはほぼ感じなくなり、顎の可動域も9割がた元に戻る。

退院14日目

抜歯後の2回目の経過観察。前回あった患部の膿の発生は無くなったとの先生談。

腫れもほとんど引いており、腫れの再発のない限り、これで受診は終わりとなる。

入院生活、病棟についての感想

入院中は基本的にベッド上で過ごすことになる。デイルームと呼ばれる病院内の多目的室で飲み物の購入やWi-Fi回線も使えるが、病棟では患者同士の会話もなく、本当にやる事がなかった。

そのため、スマホや個人で時間を使えるゲームや本などの持ち込みは必須だ。

そして何よりも外出できない事が辛い。

入院中は実質軟禁状態で、外出ができない心理的負担が大きいことが筆者自身が入院してみてよくわかった。

入院中は病院内のコンビニに行くことが1番の楽しみとなっていた。

ナースコールの内容と看護師の対応

入院して初めて知ったのだが、ナースコールには必ず押さないといけないナースコール(手術後のトイレなど)と、患者都合のイレギュラーなナースコール対応とがある。

ナースコールは高齢者の患者からモノを落としたから拾ってくれと指示されるなど、些細な事から対応あるのだと他の患者の様子を見てわかり、やはり看護師は大変な仕事だと実感した。

看護師は1人1人の患者を満遍なく対応するが、介助が必要な人とそうでない人とは関わる時間は大きく異なる。

自立の人には手術後や点滴、食事の際の声かけ程度で、何か常にするという事はない。

介助が必要な人は、(患者側が求めて)必然的にナースコールも多くなる。

筆者は術後に勝手にトイレに行ってしまって、看護師から注意を受けてしまったが、必要なナースコールにはボタンを押すなどで対応しないと、看護師にかえって迷惑をかけてしまうことにつながるのだと理解した。

入院・手術費用は?

結論から言うと、親知らずの複数抜歯の入院費や薬代など、保険適用して諸々込みで9万円弱かかっていた。

まとめ

親知らずは一本ずつ抜いていくという選択肢もあるが、先生からは抜かないといけない親知らずを放って置くのは良くないと言われていたし、複数抜かないといけない親知らずがあれば、痛みや腫れが治った後のQOLや快適さを鑑みると、是非まとめて抜歯してしまうことをおすすめしたい。

この記事が複数本の親知らず抜歯を検討している方の少しでも参考になれば嬉しい。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次