京都市右京区の西院にあるラーメン店「魔界系ラーメン三冠馬」。

京都競馬場から約13kmのほぼ真北に位置するこのお店は、2022年9月にオープンした競馬がコンセプトのラーメン店だ。
オーナー店長は競争馬リバティアイランドの一口馬主で、なんとオープンした翌年の2023年にはリバティアイランドが牝馬三冠を達成し三冠馬となったという「持ってる」オーナー店長が営んでいる。
実際に店内にはリバティアイランドや競馬関連のグッズがいくつも飾られており、競馬ファンにとってはたまらない空間が広がっている。

メニュー・注文方法
注文は入口脇にある食券を購入して、店員さんに渡すスタイルとなっている。
衝撃の豚、黄金の鶏、皇帝の油そばの3種類が定番商品で、期間限定品やご飯物などのラインナップとなっている。


期間限定の酒粕ラーメン「サ◯◯ス」を食べてみた
今回は歴史的名馬「ディープインパクト」を父を持ち、父と同じく牡馬クラシックを無敗で制した三冠馬「コントレイル」の最大のライバル「サリオス」から名前を取っていると思われる期間限定の酒粕ラーメン「サ◯◯ス」を食べてみた。

まず、一口目から驚かされたのがスープの質感。
酒粕を使ったスープはドロっとしているのに、飲んでみるとスッと口の中に広がる。
酒粕特有の風味がほんのり香るが、クセがなく、飲みやすいのが印象的だ。
麺は熱々の太麺で、しっかりとしたコシがある。
スープの粘度が高いため、麺とスープがしっかり絡んで口の中へと運ばれる。
さらに、トッピングのチャーシューも大きめにカットされており、口にいれるとホロリと柔らかい。スープと絡めて食べると、より一層旨味が引き立つ。
ジャンキーさがクセになる「三冠ver.チャーシューライス」
サイドメニューには「三冠ver.チャーシューライス」を注文。

一見、普通のチャーシュー丼かと思いきや、手羽先・チャーシュー・ササミのミックス丼になっているのが特徴だ。
この組み合わせが絶妙で、それぞれ異なる食感と旨味が楽しめる。
手羽先のジューシーさ、チャーシューのとろけるような食感、ササミのあっさりとした味わいが合わさり、まさに「良い意味でのジャンキーさ」が詰まっていた。
京都競馬場の行き帰りに、ぜひ一度訪れてみてほしい。
お店の詳細
【営業時間】
月・火・木・金・土:11:00〜14:30、18:00〜20:00(L.O19:45)
日・祝:11:00〜14:30
定休日:毎週水曜日、第3火曜日

